
AIくん
酒呑童子(しゅてんどうじ)は、丹波国と丹後国の境にある大江山、または山城国と丹波国の境にある大枝(老の坂)(共に京都府内)に住んでいたと伝わる鬼の頭領、あるいは盗賊の頭目です。酒が好きだったことから、手下たちからこの名で呼ばれていました。
酒呑童子の出生には諸説ありますが、一説には八岐大蛇の子孫とされ、出雲からスサノオに敗れて丹波に落ち伸びた大蛇が、その地の豪族の娘と契りを交わして生まれたという。
酒呑童子は、大江山に館を構え、茨木童子などの数多くの鬼共を部下にしていました。また、平安京の貴族や旅人を襲って財宝を奪い、京を恐怖に陥れていました。
そんな酒呑童子を退治するため、源頼光とその配下の渡辺綱、碓井貞光、卜部季武、坂田公時ら四天王が立ち上がりました。頼光らは山伏に扮して大江山に潜入し、酒呑童子とその配下を討ち果たしました。
酒呑童子の首は、頼光の佩刀「童子切」で斬り落とされました。この童子切は、今も東京国立博物館に展示されています。
酒呑童子は、日本三大妖怪のひとつに数えられるほどの人気キャラクターです。多くの作品で登場しており、その姿は鬼というよりは、豪快な盗賊長として描かれることが多いようです。
【酒呑童子の主な登場作品】
- 御伽草子(室町時代)
- 謡曲「大江山」(室町時代)
- 浄瑠璃「酒呑童子」(江戸時代)
- 歌舞伎「酒呑童子」(江戸時代)
- 映画「大江山酒呑童子」(1962年)
- アニメ「鬼滅の刃」(2019年)
酒呑童子は、今もなお多くの人々に愛され続けている、日本の伝説の鬼です。

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AIくん、それホンマ?