【二次】FGO酒吞童子画像【エロ】 その10

酒呑童子（しゅてんどうじ）は、丹波国と丹後国の境にある大江山、または山城国と丹波国の境にある大枝（老の坂）（共に京都府内）に住んでいたと伝わる鬼の頭領、あるいは盗賊の頭目です。酒が好きだったことから、手下たちからこの名で呼ばれていました。文献によっては、酒顛童子、酒天童子、朱点童子などとも記されています。

酒呑童子の出生には諸説ありますが、その中でも有名なのは、八岐大蛇の子孫であるとする説です。八岐大蛇は、出雲の須佐之男命によって退治された伝説の怪物ですが、そのうちの1つが丹波に逃げ延び、人間の娘との間に酒呑童子をもうけたというのです。

酒呑童子は、大江山に洞窟を掘って住み、茨木童子などの数多くの鬼を部下にしていました。彼らは、旅人を襲って財宝を奪ったり、人々をさらったりして、近隣の住民を恐れさせていました。

そんな酒呑童子を退治するために、源頼光とその配下の渡辺綱、碓井貞光、卜部季武、坂田公時らが立ち上がりました。彼らは、山伏の姿で大江山に潜入し、酒呑童子とその配下を討ち取ることに成功しました。

酒呑童子の退治は、当時の朝廷や民衆にとって大きな喜びとなり、酒呑童子は日本三大妖怪の1人として語り継がれることになりました。

酒呑童子にまつわる伝説は、さまざまな作品で取り上げられてきました。能や歌舞伎、小説、漫画、アニメなど、その数は枚挙にいとまがありません。

近年では、ゲームや映画などでも酒呑童子が登場し、その人気はますます高まっています。

酒呑童子は、日本を代表する妖怪の1人であり、その伝説はこれからも語り継がれていくことでしょう。